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2006年 03月 08日
私が尊敬する写真家で、韓国・ソウルの路地裏の風景を撮り続けたキム・ギチャンさんが昨年なくなったと最近インターネットを見て知りました。以前ブログ上でも紹介したことがありますが、キムさんはソウル市内に残る「コルモク」(路地)を30年以上撮り続けてきた方で、写真を本業とするわけではないのですが、路地の写真=キム・ギチャンといわれるほど有名になられた方でした。
1960年代後半からずっとひとつのテーマを追い続け、写真集も数冊出版されました。現在私も5冊の写真集を所有していますが、写真にはマチの記録という側面を持ちながらもそこに住む人々の姿や喜怒哀楽の表情を活写しており、私もこんな写真が撮れればと思いました。いわば「屋根神さまのある風景」の原点がキム・ギチャンさんの写真にあるといっていいほど影響を受けた写真家でした。 実際お会いしたことはないのですが、写真展などでお会いしたいと思っていました。ですがもうそのチャンスはなくなりました。残念ですが、いまは彼の写真集から学ぶのみです。 『「コルモク写真」作家 キム・ギチャン氏 他界』(「朝鮮日報」2005/8/29付) コルモク(路地)写真で有名な写真作家キム・ギチャン氏が8月27日午後9時15分、ソウル・江南聖母病院で亡くなった。 ソウルで生まれ、TBC(韓国東洋放送)、KBS(韓国放送公社)映像制作部長を経たキムさんは、中林洞、桃花洞、孔徳洞、万里洞などソウル市内の路地を巡り、そこで繰り広げられる素朴な人生のドラマをカメラに収めてきた。キム・ギチャンという名前は路地裏と同義語だった。 庶民の日常と哀歓、犬や猫、花と洗濯物、陽光や影まで、路地裏の風景を人情味あふれる写真で切り取った彼は、11番目の写真集「その路地がいだいてきたもの」を最後の作品集として残した。彼はまた2002年、イ・ミョンドン写真賞に続き、2004年にはドンガン写真賞とオクカン文化勲章を受けた。
by yanegami_d
| 2006-03-08 20:01
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